はい、みなさんこんにちは!
メンズメイク研究所の高橋です。
毎日更新を目指して頑張っているのですが、中々難しいですね…
さて、今回はちょくちょく問い合わせのあるテーマなんですけど・・・「メンズメイクwithアイメイク」についてブログを書いていきたいと思います。
「メンズメイクでアイメイクってどこまでやればいいのかな?」とか、「実際どのような手順でやればいいのかな?」って思ってる人、結構多いですよね。
今やメンズアイドルやサロンモデルもさりげなくアイメイクして彫りを作ったり、目に印象を持ってきたりしてます。
一見、特別な人しかできなさそうなアイメイク、どのゾーンにどの色を乗せるか一度知ってしまえば、実は意外と簡単にできちゃうんです!
ってことでさっそく実践。
まず用意するものはたった2つです。
- アイシャドウパレット
- アイライナー
以上です。
これだけ持っていればメンズのアイメイクは十分。
「え!こんな少ないの?!」と思いますよね。
メンズのアイメイクは「彫りを作る+涙袋」を作るが基本なので、この2つあれば十分です。
その2つの作業をするのにはアイシャドウパレット(アイカラーパレットともいう)とアイライナーだけ持っていればOKということ。
今回は僕の手元にたまたまルナソルのスキンモデリングアイシャドウ01とデジャブのラスティンファインa 筆ペンリキッドのグロッシーブラウンがあったので、こちらを使用していきます。
基本的にアイライナーはブラウンかこげ茶を使うようにすると自然でナチュラルに仕上がるのと、アイシャドウも最初は淡いブラウンが入っているパレットを選ぶ方が無難です。
っていってもアイシャドウパレットって男性に馴染みがない場合が多いのでパレットの構成の説明からしていきすね!
アイシャドウパレットは大抵、以下のような組み合わせで作られていることが多いです。
①ディープカラー(最も濃い色・引き締め色)
②シェードカラー(二番目に暗い色)
③ミディアムカラー(中間の色)
④ハイライトカラー(明るさの出る色・ニュアンスカラー)
これが3色パレットの場合は①と③と④みたいな組み合わせになることが多いです。
つまり、アイシャドウパレットには引き締める色とハイライトが必ず入っているので、1つのパレットさえ持ち合わせていれば、ほとんどのメンズメイクに対応することができます。
色はブラウン系のパレットが使いやすいのでブラウン一択でいいかと。
またアイシャドウパレットの中にはラメが入っているモノもあるので、自然に仕上げたい時はマットタイプかパールタイプのものを選ぶようにするといいですね。(ちな、今回のルナソルのパレットはラメですが、ブランドによっては主張少ないラメもあるのでそれだと使用できます!)
ここで余談ですが、ラメとパールは似てるようで意外と違います。
ラメはキラキラっと化粧感出ますが、パールは艶なのであんまり化粧感でません。
人の肌には皮脂が存在していますからマットに仕上げすぎると逆に化粧感が出てしまう場合があります。
その点、多少のツヤがあった方がナチュラルに見えるのでメンズメイクではツヤのあるアイテムを取り入れていっても全然問題ないと僕個人的には思っています。
次にメイクするゾーンについてザザッと解説してみます。
これ、僕の目です。(眉毛を生やしている時期で処理できなく、すみません・・・。)
先ほどのアイシャドウパレットで行くと、こんな感じで塗り分けます。
基本的に濃い色は目の際、シェードカラーは彫りを出したい箇所に。
そして、肌馴染みのいいミディアムカラーはアイホール(マブタのこと)全体に…といった感じです。
ただ、ここで注意してほしいのが、かなり薄くつけてくださいということ。
メンズメイクでファンデーションを全顔に使う人の場合、マブタがファンデでキレイに補正されている事が多いのでアイシャドウをたっぷりつけてしまうとめちゃくちゃ発色しちゃいます。
メイク感出したい人は全然いいんですけどね。
まず、まったく何もつけていない状態の目元がこんな感じです。
この目にまずは先ほどのアイシャドウで言うところのミディアムカラーをつけていきます。
ブラシで少量取ります。(アイシャドウはブラシの片面だけでOK)
まずは黒目の上くらいに置いて、目尻の方にスライド。
こんな皮膚を引っ張らないようにしてくださいね。
一度塗布した際に目尻まで引っ張たら、その次は目頭からオーバー気味に目尻に向かってまたブラシを動かすのです。
めんどくさかったら指でやっちゃってくださいッ!笑
ミディアムカラーが塗り終わったらこんな感じ。
めっちゃわかりづらいですよね?
でもよく見るとなんだか若干、深みが出てる?って思うはずです。
メンズメイクはこれくらいでとどめておくといいかもです、とくに初心者さんは。
このニュアンス感がメンズメイクではかなり大事だったりします。
化粧感じゃなくてニュアンス感を大事に僕はお客様にもメイクしてます。
はい、その次!
ディープカラーを目のキワに使っていきます。
細いチップを使ってもいいし、なければ綿棒を代用してもOK。
目のカタチに寄るんですが、平行型二重・一重さんは目頭から、末広型二重・奥二重さんは黒目の上から目尻に向かってディープカラーを入れていくのがいいですね。
ちなみに僕は奥二重よりの末広型二重です。ややこしいので奥二重にしておきます。
(いや、最近太ったんで奥二重でした…。小声)
で、目尻まで引くときに自分の目尻よりも1mmくらいはみ出して引いてあげると深みがアップします。
(これも詳しく言うと目のカタチによるんですが…)
ディープカラー入れるとこんな感じ。
僕の場合だとちょっと目の横幅が増えましたよね。
これぐらいであれば、下向いてもあんまり化粧感でないです。
はい、ここでアイライン入れていきます。
色はこげ茶っぽいやつ使っていきます。
これもディープカラー入れる時と要領は同じなんですが、気持ちディープカラーよりも目のキワに近いところ…言ってしまえばマツゲのすぐ上あたりを攻めていくといいです。
これも自分の目尻から1mm程度オーバー気味に描いていきます。
※今回僕はアイシャドウ、アイライナーの順で色を重ねていますが、時にはアイライナー→アイシャドウの順で重ねる時もあります。
アイライナーまで仕上げるとアイシャドウでぼやけてた目尻がクッキリとして、なんかキレイに見えます。
うん、ナチュラル。
その次はシェードカラーを指にとって、さらに彫りを出していきます。
これちなみに指じゃなくてもブラシで取ってもOKですからね!!
まずは黒目の内側にポンって置いちゃいます。
ちなみに化粧品は一番最初に置くところが濃くなるので、一番影をつけたいところを狙ってエイッってつけちゃえば問題なしです。
僕はノーズシャドウもついでに入れちゃいたい派なんで、指で鼻筋にもシェードカラーを伸ばしていきます。
で、あと忘れちゃいけないの目尻側のシェード(影)。
ちょうど眉下の部分に影つけると彫りが深く見えるんですよ。
僕みたいにマブタにお肉ついてる人はおすすめな手法。
ここらへんは丁寧に他のアイシャドウの色と馴染ませてあげるのもポイントかも。
メンズアイシャドウをチャレンジする人は頑張ってみてください!
はい、では最後に涙袋作っていきます。
みんな大好き涙袋。ホルモン袋、なんて言われてますよね。
遠い目をした状態でぷっくり盛り上がった部分にハイライトカラーをON。
続いて、シェードカラーを細いチップか綿棒で取って、目頭部分から細い影を入れていきます。
黒目の下あたりから徐々に薄くなるように線を引いていったら完成。
意外と簡単です。
こんな感じで涙袋も完成。
うん、ナチュラル。
引きで撮ったらこんな感じ。
目元の深み感がさりげなくUPしました!
まとめ
こんな感じのアイメイクが、ひとまずメンズメイクの王道って感じやなって色んなモデルの子見てて思います。
箇条書きすると・・・
- マブタ全体には淡いブラウンを重ねる
- 目のキワには深いブラウンを重ねる
- アイラインはこげ茶で目尻ちょいオーバーライン
- シェードゾーンに影をつける
- 涙袋も描いとこう
でも、キレイな骨格してるモデルさんとかはアイシャドウ塗らずともこの立体感が出る説があるから皆がみんなやってるわけじゃないやろうけど、少なからず僕の目に影は必要ということを理解してます。
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ではまた次回の更新で!
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