メンズメイク研究所でライターをしています、UEDA(ウエダ)です!
今回は本サイトの監修者でもあるメンズメイクの高橋さんに今更ながら、メンズメイクの正しいやり方について教えてもらい実際にレクチャーを受けてみました。
僕もメンズメイク研究所のライターとして記事を書いていく上で、色々ネットで”メンズメイクのやり方”を参考に見ていたりはするのですが、最近、色んな情報がありすぎて基本がわからんw
それだったら、高橋さんに直接聞いてしまおう!的な感じでお時間作って頂きました。
実際の体験を写真と共に、まとめてみましたのでご覧ください。
目次
メンズメイク高橋先生とは?
の前に、そもそも高橋さんについて軽く触れておきます。
メンズメイクの高橋さんは、業界でも最も古くからメンズメイクを提唱してきた方の一人で、TVや雑誌などでは「メンズメイクの第一人者」「メンズメイクの有識者」として紹介されるほど、数多くの経験やメソッドをお持ちです。
一般の方のみならず、企業やサロンからも支持が熱く、特別講師やセミナーなども定期的に開催されるほど。
そして、メイクの専門学校でも現役でメンズメイクの先生として担当クラスを持っているそうです。
そんなメンズメイクの高橋さんから今回はお時間を頂いて、「今更聞けない正しいメンズメイク」についてしっかり、みっちり聞いてきました。
こんな贅沢なことがあっていいんでしょうか・・・。(恐縮です)
ま、僕もメンズメイク研究所のライターとしてメンズ美容の知識もどんどんつけていきたいので、高橋先生!よろしくお願いします!
メンズメイクって、どんなことをする?
で、今回メンズメイクの高橋先生から話を色々聞いてわかったことをまとめていきます。
実際、メンズメイクって聞いても「何をどうするの?」「何から始めるのが正解?」ってなっちゃいませんか?
僕みたいな初心者だったら尚更、メイクに対するイメージが漠然としちゃいます。
で、高橋先生曰く、下記のようにメンズメイクは種類がわかれているんだよって教えてもらいました。
- 身だしなみ程度の簡易的なメンズメイク→肌と眉と唇だけメイクする!
- 韓国メイクのようなオシャレメイク→肌・眉・目元・唇をメイク!
- 中性メイク→女性に似たメイク!まつ毛までメイクしちゃうかも!
こんな感じで大きくは3つに分かれているそうな。
それで、これがめっちゃ大事なことなんですが、2021年現在はあくまでも清潔感を整える”
簡易的な身だしなみメンズメイク”が主流 だそうです。
なので、メンズメイクってどんなことするの?って質問されたら、今度から僕は「肌と眉と唇を化粧品で整えるんだぜ。きらん」って、ドヤ顔で言いたいと思います。えぇ。
ちなみに今回の記事では、簡易的なメンズメイクよりさらに深堀して、目元のメンズメイクにも触れていくので、身だしなみメンズメイクだけを知りたい方は別記事もご覧くださいネ!
あと、詳しいメンズメイクの種類の解説記事は過去に高橋先生がまとめてくれてるそうなので、お時間ある方はチェック↓
メンズメイクをする時に準備すべき道具とは
メンズメイクってどんなことする?がわかったところで、メイクを始める前に準備しないといけない共通の準備物があるんだと僕は気づきました。
それもまとめておきますね。
【絶対あった方がいいもの】
・髪留めピン(もしくは、バンダナ)
・鏡←当たり前w(手鏡もあればやりやすいかも)
・ティッシュ
【準備できればしておいた方がいいもの】
・コットン
・メイクスポンジ
・グルーミングアイテム(眉シェーバーやカミソリなど)
・綿棒
意外と色んなサイト見てる時にメンズメイク始める前の準備物が多いように感じてて、始める前から「ハードルたけぇ~!」とかなってたんですが、高橋先生曰く、いま主流のメンズメイクするくらいならそんな準備物神経使って揃えなくても大丈夫とのこと。
必須で準備した方がいいものって、普通の男子が持ってないのは髪留めのピンくらいじゃないですかね?
でもこれ前髪短い人は不要らしいです!留める髪がないから!
ちょっと準備物について、目的と用途を詳しく解説していきます。
メンズメイク前の準備物①髪留めピン(もしくは、バンダナ)
まずは、メイクする前に覚えておきたいのが、髪を留めるという作業。
これはフェイスラインが見えている状態じゃないと前髪がうっとおしくてメイクしづらいことから、必要なんだそう。
顔全体にスキンケアとかメンズBBクリーム、後は眉を描く時にも前髪が邪魔なので、ピンとかヘアバンダナ、あとはメンズ用のカチューシャなんかも売られているので、ぜひ用意してみてください!
メンズメイク前の準備物②鏡(手鏡)
続いては、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、鏡も必要です。
僕はヘアセットする時も洗面台使うことが多いので、スタンディングのミラーは別にいらないかな~とか思うんですけど、高橋先生からは「小ぶりな手鏡あると眉とか描く時に便利だよ」って教えてもらったので、手鏡も用意できる人はあってもいいかも!って思いました。
メンズメイク前の準備物③ティッシュ
これも意外と無いと困る生活必需品ですね。
ティッシュはクリームとか、手が汚れてしまった時とかに絶対必要だし、メイクの1工程ごとに意外と手についてしまった化粧品をぬぐいとるのでティッシュないと生きていけないです。笑
メンズメイク前の準備物④コットン
準備物③までは必須で揃えた方がいいのですが、ここからは「準備できると100点満点!」のアイテムを解説していきます。
コットンとは、主に化粧水とか水っぽい化粧品を肌につける時に使う補助アイテムです。
コットンで化粧水をつけると衛生的なのと、手も汚れずに顔全体に均一に化粧品を塗布できることから人気のアイテム。
また、メイクを簡易的にオフする時も、水タイプのクレンジングをコットンに浸してそのままふき取って落とす、みたいな感じで使うこともあるらしいです。
メンズメイク前の準備物⑤メイクスポンジ
メイクスポンジも中級者~向けのアイテムだそう。
用途としては、肌色の化粧品をつけた時にポンポンと肌を叩いて、化粧品を密着させるために使用するのだとか。
いわゆるこの行為をパッティングっていったりするそうなんですが、パッティングを行うとメイクが崩れにくくなったり、肌にピタっとBBクリームなんかが密着するので自然な仕上がりになるんだとか。
あと、指でBBクリームなどの肌色の化粧品が伸ばしにくい場合に、スポンジを使って伸ばしていくとキレイに均一に伸びやすくなるそうです。
メンズメイク前の準備物⑥グルーミングアイテム
メンズメイクで大事なのは、下処理(とくに眉)だそうで、眉毛がボーボーに生えているとメイクしてもキレイに仕上がらないそうです。
なので、眉にムダ毛が映えていたり、眉毛が長い人はメイク前に整えておくことが重要だそう。
そのために必要なのが、グルーミングキット的なアイテム。
グルーミング用のアイテムとは、例えば下記のようなものがあります。
・眉カットハサミ
・眉電動シェーバー
・眉カミソリ
・眉抜きピンセット(ツィザー)
・眉毛用コーム
これらは、セットで売っているものも多くて、ひとまず必要なのが「眉コーム」「眉ハサミ」「眉を整えるシェーバーかカミソリ」!この3点を持っておくのが基本となるそうですよ。
メンズメイク前の準備物⑦綿棒
綿棒は、まぁあってもなくてもどっちでもって感じらしいんですが、眉毛を描いた時の修正で消す時に綿棒でふき取ったりするので、持ってる人は使用してもいいよって感じでした!
アイラインとかアイシャドウとか使うようなしっかりメンズメイクの場合は、結構登場する綿棒。
でも、ナチュラルなメンズメイクでは、ほとんど出番がないらしい(じゃあ書くなよ←)
さっそく主流のメンズメイクのやり方をプロ直伝で徹底解説!
それでは準備物がわかったところで、さっそくメンズメイクのスペシャリストの高橋先生に教えてもらいながら、やっていきましょう!!
まず、何もしてない状態の僕がこんな感じです。(髪が少し伸びています・・・)
まずはメンズメイクをするために肌と眉の下準備を!
メンズメイクでバレたくないとか、できるだけ自然に仕上がる方法を探している人が多い印象だという高橋先生。
メイクが濃く見えてしまう理由のひとつに、「肌が乾燥して(もしくはテカテカで)化粧ノリが悪い」ということが挙げられるそうです。
ほとんどの男性がこのメイク前のスキンケアを軽く見ていて、実際にメイク後に「あれ?なんかメイクした方が肌が汚く見える・・・」みたいな現象になってしまうんだとか。
そうならないためにも、まずメンズメイクをする前に下記2つを事前に整えておきましょう!とのこと。
- 肌の下処理・・・しっかり保湿をしておこう!
- 眉の下処理・・・ムダ毛の処理と眉のカタチをある程度整えて!
まずは肌の下処理と称して、「スキンケア」を行っていきます。
スキンケアは化粧水、乳液、クリームの3つを使っていくのが基本となるそう。
それぞれにはちゃんと役割があるので、最低限3つを揃えるようにするといいみたいですよ!
ちなみに化粧水は肌に水分を与えて、乳液で肌を柔らかくして化粧ノリがいい状態に、そしてクリームで油分を与えて化粧を肌にのせた時に伸ばしやすくする効果があるんだとか!
スキンケア手順①化粧水を水分補給してメイク崩れしにくい肌に。
まずはコットンや手を使って化粧水で肌に水分を与えていきます。
水分たっぷりな肌にしておくことで化粧が長時間持ち、メイク崩れがしにくい肌になっていきます。
今回はコットンで化粧水をつけていますが、掌でつけちゃっても問題ないです!
化粧水を全体的に馴染ませた後は、掌でハンドプレスして化粧水を押し込みます!
そうするとベタベタ感なくなりました。
スキンケア手順②乳液で肌を柔軟にしておく!
続いては乳液を使用して、肌を柔らかくする作業も地味に大事なんだとか。
肌が硬い状態でメイクをしてしまうと、笑った時にシワに化粧料が入り込んでしまうこともあるそう。
また、曰く乳液=保湿って考えている人も多いけど、乳液の半分は水で出来ているので保湿というよりエモリエント(皮膚を柔らかくする)効果という風に捉えておくといいとのこと。
なので乾燥肌さんは、乳液だけだけ時間が経った時に乾燥してきてしまうのでクリームまでしっかり使おうね!っておっしゃってました。
乳液は大胆に手のひらに伸ばしてから、ハンドプレスで直接馴染ませていきます。
スキンケア手順③クリームで肌のうるおいを閉じ込めながら、肌表面をなめらかに。
クリームは油分の塊なので、肌表面に油膜を作ることで乾燥を防ぐことはもちろん、上につける化粧品の馴染みをグレードUPさせてくれます。
油分を与えると毛穴感もマシになるので、ここでしっかり油分も与えるようにするとメイクが肌から浮く事なく密着してくれるんだとか。
クリームは面積の大きい頬の部分から塗り広げていきます。
頬につけたものを顔の外側に伸ばしたり、アゴ先に塗り伸ばしてクリームの白さがなくなるくらい、馴染ませていくと肌がもっちりしてメイクが崩れにくくなるんだとか!
また化粧水・乳液・クリーム3つを揃えるのがめんどくさい人は、3つの機能が1つになったオールインワン化粧品などを使用するといいらしいです!
スキンケアが終わったら眉の下準備を!
眉を整えておくことで、メンズメイクの完成度もUPするのでメイクに入る前に眉を整えておくのも大事だそうなので、基本にのっとり解説していきます。
- 眉のアウトラインを取る
- 眉をカットする
- 眉のムダ毛を剃るor抜く
眉の下準備は3ステップで完了します。
全く眉を整えたことがない人も、この記事を参考にチャレンジしてみてくださいね!
●まずは、整えたいカタチのアウトラインを取ろう!
眉を整えたことが無い人は、どこの部分を削って、どんな眉のカタチにすればいいかあんまりわからないですよね。
そんな時に、いきなりハサミとか眉シェーバーとか使ってしまうと、左右がチグハグになりかねません。
そこでおすすめなのが、まずは眉ペンを使って、大体のアタリをつけておくことが失敗しないコツなんだそうです。
自分の眉のカタチの外側のフレームを描くようにしてアウトラインをとってみました。
実際にはこんな感じ。
このアウトラインを目印に、アウトラインからはみ出た毛を切ったり、剃ったりすれば問題ないということです。
●アウトラインからはみ出している毛をカットしよう!
アウトラインを取ったら、眉毛の長い人はアウトラインよりも毛がはみ出していると思います。
眉毛のアウトラインに沿ってハサミを平行に入れ、パチパチと細かくカットしていくのが基本だそう!(眉コームで毛流れ整えてから切るのがおすすめ!)
毛がはみ出てないけど、なんか眉が濃いかも・・・って思ってる人は眉コームでさらに眉毛を上から押さえつけたり、指で下から眉毛をすくいあげてアウトラインからはみ出してる部分を更にカットしていくとスッキリした眉に整いましたよ~!
●最後にムダ毛をそり落とす!
ここまで出来たら、最後はカミソリや電動シェーバーを使って、アウトラインより外側にあるムダ毛をそり落としてみてください。
剃るのが難しく感じる方は、毛抜きを使って1本ずつ抜いていくのがいいそうです!
マブタのムダ毛がなくなることで、一気にあか抜けた印象に僕はなったと感じたので、眉って改めて大事ですね!
あと自分の眉をどんなカタチに整えたらいいかわからない!って人は過去に先生が記事を出してらっしゃるので、参考にしてみてください↓
それでは、ここからメンズメイクに入っていきましょう!(やっと本題)
- 肌のメンズメイク
- 眉のメンズメイク
- 目元のメンズメイク
- 輪郭のメンズメイク
- 唇のメンズメイク
メンズメイクでは上記のように5つの工程全てをやると本格的なメンズメイクになるそうです!
なので、この5つを全部行うことでメンズメイクをマスターできると言うわけです。
高橋先生にメンズメイクの考え方について伺うとメイクの色がカラフルになればなるほど、中性的な印象になるそう。
そして今回紹介する5つのステップを軸に、工程を減らしたり、増やしたりすることで「身だしなみレベル←本格メンズメイク→韓国系・中性メイク」という風に振り分けられるそうです。
なので、この図を参考にイメージしてもらえるといいかなと思います。
メンズメイクでも色々種類があるんだ~って身をもって体験しました。
最初にもいったんですが、今回の記事ではメンズメイクの正しいやり方というテーマなので、ひとまず基本のメンズメイクとなる本格的なメンズメイクを教えてもらいましたので共有します!
メンズメイクやり方ステップ①肌のメイク
肌のメイクは美容用語でベースメイクというらしい。
メンズメイクでは一番最初にベースメイクを仕上げていくのが基本となるそう。
- 下地
- ファンデーション(※下地とファンデが一緒になったBBクリームで全部まとめてやっちゃってもOK)
- コンシーラー
- お粉(フェイスパウダーやフィニッシングパウダーとも言う)
ベースメイクでは以上のように、基本は4つのアイテムを使って肌のメイクを仕上げていきます。
肌の状態によって(ニキビやクマ、青髭など)カバーしたいところが少ない人はアイテム数が少なくて済む人もいますが、まずはこの4つを揃えておけば間違いなしだそうですよ!!
これもまた一つずつ用途と目的を解説していきます。
化粧ノリをよくする下地!最初のステップです。
メイク前のスキンケアが大事!というお話はしましたが、スキンケアって1日とかそこらで効果が如実に出る魔法のアイテムではないんですね。
人によっては毛穴あがボコボコだったり、スキンケアしっかりしたのに肌がやっぱりカサカサしたり・・・そもそも肌の色がくすんでなんかメイクする前から「顔色わるぅ~」って感じている人もいると思います。
そんなスキンケアでは瞬時に解決できない肌のマイナスイメージをフォローしてくれるのが下地というアイテムです。
下地の基本効果は、ファンデーションなどの肌色の化粧品をピタッと密着してくれることですが、その他にも毛穴の凹凸を埋めてくれたり、テカりにくくしてくれたり・・・はたまた逆に肌に長時間うるおいを与えながらシワに化粧料が入り込まないように防いでくれたりと、肌悩みに合わせて下地が色々と販売されています。
あとは、顔のくすみをクリアにしてくれるような色のついた下地もたくさんあるので、自分の肌色に合わせて下地を選ぶ方もいます。
とにかく下地は色んな種類があるので選ぶのが最初は難しく感じるそうなのですが、肌悩み×肌色の2本軸でどんな下地を使うのか選ぶといいそうです。
ちなみに、僕は乾燥しやすい肌でもあるので、下地の基本機能である「化粧ノリがよくなる+保湿してくれる」の機能がついた下地を顔全体につけていきます!
まずは顔の5点に置いて、外側に向かって伸ばしていきます。
メンズの場合、無色の下地を使うと伸ばすのも簡単らしいのでおすすめです!
全体的に塗り終えたら、両手で顔を包み込んで下地を肌にピッタリと密着させていきます。
あと、先生曰く男性の場合は、下地単品を選ぶ場合、無色透明のものを選ぶのが失敗しにくいとおっしゃっていました。
続いてはファンデーション!肌がめっちゃキレイになる・・。
下地をつけ終わったら、ファンデーションを使って肌を本格的にキレイにしていきます。
ファンデーションっていうのは簡単にいうと、肌色の化粧品で肌の色を均一に芸能人みたいにキレイに見せてくれるアイテムのこと。
ファンデーションと似たアイテムとしてはBBクリームというのがあって、男性用のBBクリームが今トレンドですよね。
このメンズBBクリームとファンデーションの違い、気になったので先生に聞いてみたら、BBクリームは下地機能も一緒に含まれているアイテムなんだそう。
ただし、ファンデーションよりも薄付きなので、芸能人などは基本はファンデーションを使用しているとのこと。
まぁTVとか雑誌の撮影では、本格的なメンズメイクの方が映えるってことですね。
ただ、いま一般的にトレンドなのはBBクリームだそうなので、ナチュラルに仕上げたい方は、下地の工程を飛ばして、BBクリーム1本でベースメイクを仕上げていくのもアリだそう。
ファンデーションとBBクリームは塗り方は同じみたいなので、今回は僕はファンデーションをつけていこうと思います!
ファンデーションには様々なタイプがあるそうですが、一番メンズメイクに向いているのがリキッドタイプかクッションタイプのようです。
リキッドとは水が主体となっている液状のファンデーションで濃くも薄くも調整がしやすいので人気だそう。
あとはクッションタイプは韓国から人気が出たファンデの形状で、これもメンズから人気があるらしい。
クッションファンデは容器の中にあるスポンジがリキッドファンデーションで浸されていて、付属のパフで押すとスポンジ部分からジュワっとファンデーションが出てくる仕様のアイテムだそうです。
先生曰く、リキッドタイプでキレイにつけることができれば、全ファンデーションのタイプをキレイにつけることができるので、メンズメイクを本格的にやりたい場合はまずリキッドファンデーションのつけ方をしっかりマスターしよう!とのこと。
自分の顔や肌は、どのくらいファンデの量が適量なのか、リキッドファンデでしっかり把握しろってことですね・・・!了解です!
そして、ファンデやBBクリームを塗る時に大事なのが顔を5パートに分けて塗布していくことです。
肌色の化粧品は乾くのが早いので、スキンケアクリームのように5点置きしてから伸ばすのは、ムラになる原因だそうです。
なので上記図のように1パートずつ塗り広げていくのがおすすめだそうですよー!
あと基本は面積の大きい、頬と額から仕上げていくのも大事なポイントだと教えてもらいました!
まずはリキッドファンデを手の甲に出し、指の第一関節で取ります。
そのまま指の第一関節を頬の部分に3点おくようにファンデーションを塗布していきます。
ファンデーションが塗布できたら、指の第二関節くらいまで肌に密着させてクルクルと表面を撫でるように塗り広げていきます。
この時、顔の内側から外側に向かって塗り広げるイメージでするとキレイに仕上がりました。
そして、反対側の頬のパートも同様に仕上げていきます。
指の腹第一関節分に一回取った分量=1パート分だと覚えておくと良さそうですね!
頬が終わったら、続いては額のパートも仕上げていきましょう。
額は上に塗り広げていくので、眉の近く辺りに点置きしていきます。
ファンデ―ションを置く間隔は両の眉山から、眉間で3点。
点置きできたら、生え際に向かって扇状に塗り広げていってください。
この際、コメカミ部分も馴染ませておくとムラなく仕上がりましたよー!
そして、続いてのパートは鼻周りを仕上げていきます。
同じように指の腹にファンデをとり鼻筋に3点置いていきます。
そして下方向や小鼻周りを中心にファンデーションを馴染ませて鼻周りは完成です!
鼻周りができたら、最後に口周りのパート!
口周りは、鼻下に2点ほどとアゴ先に3点置いていきます。
鼻の下は指を横向きに入れて左右にスライドさせながら馴染ませてください。
そしてアゴ先はアゴ下に向かって扇状に広がるように。
そのままフェイスラインも馴染んでいるかチェックしていきました!
そして最後にスポンジで全体をなだらかにして、ファンデのムラをなくせば完璧だそうです!
コンシーラーで、さらに追い込みをかける!
ファンデーションが仕上がったら、自分の肌をよくチェックしてみましょう!
肌のトラブルや悩みがない人は、ファンデーションだけでも十分にきれいになるそうなんですが、ニキビやクマなど、ファンデーションだけではカバーしきれない肌トラブルがある場合はコンシーラーを使っていきます。
コンシーラーは部分的にカバーをするための化粧品だそうで、僕の場合は頬のニキビやニキビ跡が気になるの、コンシーラーも併用していきました!
で、コンシーラーにも色んなタイプがあるそうなんですが、メンズメイクで一番使いやすいのがスティックタイプのコンシーラーだそう。
リップクリームのように繰り出して使えるので、ぶきっちょさんでも扱い易いらしい。
使い方はいたって、シンプル。
気になる箇所に、スティックを押し当てて、コンシーラーを塗り塗り。
アップでみるとこんな感じ↓
あとは、指でポンポンっと叩きながら馴染ませれば完成です!
ベースメイクの最後はお粉で固めよう!
ファンデーションやコンシーラーを使って、肌がキレイになったところで、最後にお粉を上からつけて、ファンデーションやコンシーラーを固めていきます。
お粉は絶対必要なアイテムではないそうなんですが、ベースメイクの最後にパウダーをつけないと服やマスクに色移りしてしまうそうなので、ここもしっかりやってみました!
パウダーには、小麦粉みたいに粉末になっているルースタイプと、粉が固められて固形になっているプレストタイプに分かれるそう。
どちらのタイプを使うかは、好みで選んじゃっていいそうなんですが、しっかりつけるならルースタイプの方がいいらしい。
というわけで、今回はルースパウダーで、ベースメイクを仕上げていきます。
綿パフを使って、粉を取ったあとテカリやすいTゾーンとアゴ先にまずは塗布していきます。
アゴも皮脂が出やすいらしく意外とメイクが崩れやすいんだとか。
続いては小鼻横も皮脂が出やすいのでお粉でブロック!
そして、そのまま頬や額に余った粉を軽く押し当てて、ベースメイクを固めていってください。
粉のつけすぎは厚化粧感に繋がるので、最初は控えめに塗布しましょうね、とのことでした!
肌メイクが終わったら、眉×目元×唇を整えるポイントメイクを!
ベースメイクが終わったら、眉と目元と唇の3つのメイクをしていきます!
肌メイク以外のことを”ポイントメイク”って言ったりするそうなので、美容ビギナーの人は覚えておくといいなと思いました!
それでは、まず眉のメイクからいっちゃいましょう!
- 眉ペン
- 眉マスカラ
メンズの眉毛メイクで使うアイテムは結構少なめ!
眉ペンで描いて、眉マスカラを塗るだけという、いたって簡単なメイクでOKだそう!
実際に僕も先生に眉メンズメイクを教えてもらいましたので、その場でチャレンジ。
眉ペンを使って、眉毛をキレイに見せよう!
まず、眉ペンで眉毛の足りない部分をチョンチョンっと小刻みに描き足していくとのこと。
その後に、眉尻と眉頭を少し描き足せばキリっとするそうなので、眉ペンで少しずつ描き足していきます。
先生曰く、眉毛は先端部分(眉頭と眉尻)がキレイに仕上がっているとキレイに整って見えるということでした。
そして、眉ペンで眉毛を描き足したら指とかブラシで軽くぼかした方が馴染みがよくなるみたいでした!
眉頭は指でぼかしてあげると良い感じになりました。
眉マスカラで垢抜け!
眉毛が描けたら、最後に眉マスカラを使って仕上げていきます!
眉マスカラとか眉の色とか質感をチェンジできるアイテムのことで、とくにヘアカラーをしている人は使った方がいいらしいです。
僕は暗めのヘアなのですが、ところどころメッシュが入っているので、眉毛の重たさを取るためにナチュラルブラウンの眉マスカラを使用しました!
表面をササっと撫でるように眉マスカラのブラシを動かして、眉にほんのり色をつけることで顔にイマドキ感が出るそうです!
また黒髪の人は、クリアな眉マスカラとかつけると垢抜け感がでるそうですよ~!!
続いてはアイメイクに挑戦!さりげなくするのがメンズアイメイク
眉が整ったら、続いてはアイメイクです!僕はもともとメイクはそんなにしたことなかったので、アイメイクって聞くとイメージつかなかったんですけど、その効果はいかに!!
- アイシャドウ
- アイライナー
メンズメイクのアイメイクでは主に2つ使っていくそう。
これ以外のアイテムは上級者向けだから、あんまり覚えなくていいですよ~という高橋先生。
意外と少ない・・・・!これなら自分にもできそうだな^^
アイシャドウで全体的に目をカッコよくする。
さっそくまずはアイシャドウで目元に影をつけてイケメン顔を目指していきます!
アイシャドウはブラウン系のものを使用していくのが、メンズメイクではおすすめだそうですよ!
今回はナチュラルブラウンカラーのアイシャドウパレットを使っていきます。
画像にある①と②を混ぜてまずはマブタに色つけちゃいます。
ちなみにメンズアイメイクの基本の位置はこんな感じ↑
まず、淡いベージュのカラーを指とか付属のブラシでささっとマブタ全体につけていきます。
で、同じアイシャドウカラーを下マブタにも細いブラシでつけていくのがいいそうです。
確かに、薄くアイシャドウをつけるだけでなんか目が大きく見える!!(①と②のアイシャドウを混ぜて使いました)
そして続いては濃い方のブラウンカラーをブラシにとって、目のキワからマブタ半分くらいのラインまで塗り重ねていきます。
まぶたの2分の1の範囲はこんな感じ。人によって幅が若干変わるかも。
結構目元がキリっとしてきました感じします!
メンズアイメイクの最後はアイラインで引き締め!
アイラインは、リキッドタイプの筆ペンを使用していくのがおすすめだそうです。
韓国メンズメイクでも、リキッドアイライナーは必需品だそうなので、ここでやり方を極めておきたいところですね!!
アイラインはあくまでもさりげなく、細く引くのがポイントだそうです。
目尻付近に少しアイラインを入れていきました!!
この時、ブラウン系のアイラインだと肌に馴染みやすく初心者でも扱いやすいそうです。
画像じゃ伝わりにくいんですが、黄色で引いてある線の部分にアイライン引いてます!
アイメイクをすると一気にメンズメイク感が増して、自分の顔のイケメン度が少し増した感じがします!
メンズのアイメイクを詳しく知りたい方は過去に先生自身で記事を書いてくださっているので、参考にしてみてくださいね↓
唇の保湿と血色感を整えてメンズメイクも終わりに近づく!
ここまで出来たら、もうほとんどメンズメイクも終盤になってきます!
最後に意外と見られている唇の印象を整えていくといいそうです。
- 色付きLIPバームor普通の保湿リップクリーム
メンズメイクのLIPメイクはいたってシンプルです。
男性用にナチュラルに色がつくように、色がもともと調整されているLIPクリームがあって、皮膚の温度でとけていい感じに唇の血色が良くなる感じとのことです。
さっそく試していきたいと思います!
つけ方は普通の保湿リップクリームを塗るのと同じ要領で、唇に沿わすだけでOK!
重ねるごとに色が発色して、イイ感じに顔が明るく見えます!
プラスαで輪郭のメイクもメンズメイクでは人気らしい。
高橋先生にメンズメイクを教えてもらって初めてしったのですが、メンズメイクではハイライトや、顔のスマートに見せるブラウンのカラーパウダーを使ったシェーディングというアイテムを使っていくそう。
これらの効果は、例えば鼻を高く見せたり、エラや頬骨を削ったり、錯覚で輪郭を整えていくときに使用するそうです。
これら、ハイライトやシェーディングなど自然に骨格や肌の見え方を調整するアイテムを”フェースカラー”っていったりするそうです。
女性から人気なチーク(頬紅)も、フェースカラーの1種なんだとか。
- シェーディング
- ハイライト
ハイライトは言葉の通り、明るさや高さ・広さを演出するアイテムで、シェーディングは影やスマート感を演出するアイテムだそう。
とくに、顔がぽっちゃりしてる人がシェーディングを使って顔に影をつけて、一時的に痩せているように見せたりするんだとか。
いわゆる小顔効果ってやつですね。
実際に僕もメンズメイクのオプションで輪郭メイクをやっていきます!
まずはシェーディングパウダーを使って、顔周りを小さく削っていきます。
そして、メンズメイクでも人気のある鼻筋部分にシェーディング(いわゆるノーズシャドウ)を入れて、いくのもおすすめだそうです!(僕は今回は入れてません)
シェーディングが完成したら、そのままハイライトもつけて顔の中に明暗をつけてメリハリ顔にしていくといいそう。
ハイライトは、パウダータイプが使いやすいみたいなので、鼻先とか頬の部分にうっすらつけていきました。
メンズメイクの場合、ハイライトをたくさんつけすぎると化粧感が出すぎてしまうこともあるので、ここはさりげなくでOKみたいです!
ハイライトはまず鼻先に軽く塗布します。
そして、頬の高い位置にもさりげなくハイライトをのせておきます。
こんな感じでフルメイクの完成です!!どうですか??
すっぴんとメイク後の写真を見比べてみて、自分でもなんかちょっといいかもwって思ってしまいました^^
メンズメイクをした時のアフターケア!
メンズメイクの威力って結構すごいな~って思ったところで、メイクした後に落としたりするのってどうすればいいの?
って思ったのでメイク後のアフターケアについても先生に聞いてみました!
- メイク落とし(クレンジング)を使ってメイクをOFF
- 洗顔料で洗顔する
- スキンケアで保湿する
メイクした日のアフターケアについては以上の3ステップが基本となるそうです。
ただし、最近のメンズコスメから出ているメイク品は洗顔料だけで落とせるものも多く、クレンジングのステップをしなくてもOKな場合があるので商品の説明欄にてクレジング不要かどうかチェックしてみてね、と教えてもらいました。
また、洗顔が終わったら必ずスキンケアするように!とも。
クレンジングや洗顔料は油分をしっかり落としてしまうので、メイクオフ後に化粧水などつけないと、次回メイクする際に肌がカサカサした状態になりやすく、メイクのノリが悪くなるそう・・。
クレジング不要な化粧品を使っていても、洗顔後にはしっかり保湿するようにしてみてください。
メンズメイクをする際の注意点
最後にメンズメイクをする時の注意点も聞いておきました。
以下の点を意識すると快適なメンズメイクライフを送ることができるでしょう、とのこと。
- 化粧料を重ねすぎない(厚化粧禁止)
- 肌をゴシゴシ触らない
- 汗をかいた時や食事後は軽く直す(ミストなどを活用してあげても◎)
- メイクオフをしっかりしよう!スキンケアを丁寧にする癖をつける。
ザっとまとめると、こんな感じなんですが、高橋先生曰くよくやってしまうのがメイクした後に肌を力強く触ってしまう行為。
化粧品を肌の上にのせているので摩擦には非常に弱いらしく、手でついつい激しく擦ってしまうとメイクが取れてしまうそうです。←当たり前ですが。
あとは、汗をかいた時とか空調にあたって肌が乾燥してきた時なんかは化粧水ミストをふきかけてティッシュで顔全体を抑えると崩れたメイクが取れるようです。
肌質にもよるそうなんですが、メイクは大体6時間後には崩れてくるそうなんで、ハンカチとかティッシュで抑えてメイク直しするといいそうですよ!
メンズメイク意外とイイかもしれない・・・。
メンズメイクについて、レクチャーを受けて記事で伝えようと書き始めたのですが意外とボリューム満点になってしまいました汗
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
それでは、本日のまとめに入ります。
【メンズメイクのステップについて】
1、肌のメイクをする
2、眉と目元のメイクをする
3、唇のメイクをする
4、輪郭のメイクをする
【メンズメイクで使うアイテムについて】
・肌メイクでは、下地・ファンデーション・コンシーラー・お粉
※下地とファンデを一色淡にできるメンズBBクリームがトレンドらしい
・眉メイクでは、眉ペン・眉マスカラ
・目元のメイクでは、アイシャドウ・アイライナー
・唇のメイクでは、色付きLIPバーム
・輪郭メイクでは、ハイライトとシェーディング
- 化粧水:リップスボーイ フェイストナー メンズ 化粧水
- 乳液:【資生堂】ウーノ(uno) スキンケアタンク (しっとり)
- クリーム:NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤードレメディーズ) フランキンセンスハイドレイティングクリーム(保湿用クリーム)
- 眉カットアイテム:GATSBY(ギャツビー) GBメンズアイブローキット
- 化粧下地:アンブリオリス アンブリオリス クリーム N
- ファンデーション:【ディオールスキン】フォーエヴァー フルイドマット #2W
- コンシーラー:ORBIS Mr.(オルビス ミスター) スポットシュート コンシーラー メンズ用 メイク・コンシーラー・シミ隠し
- お粉:ローラメルシエ ルースセッティングパウダー #トランスルーセント
- 眉ペン:uno(ウーノ) バランスクリエイター アイブロウ
- 眉マスカラ:ヘビーローテーションカラーリングアイブロウN04/ナチュラルブラウン
- アイシャドウ:excel(エクセル) エクセル スキニーリッチシャドウ SR01 ベージュブラウン
- アイライナー:デジャヴュ ラスティンファインE筆ペンリキッド2 ミディアムブラウン アイライナー
- シェーディング:too cool for school アートクラス バイロデン シェーディング マスター
- ハイライト:too cool for school アートクラス バイロデン ハイライター
- LIP:UNO(ウーノ) オールインワンリップクリエイター リップクリーム
以上のポイントを踏まえれば、メンズメイクはマスターできちゃいます!
メンズメイクが気持ち悪いかどうかは、自分で一度メンズメイクにトライして判断してみるのもいいかもしれません!
僕はメンズメイク肯定派になりました!!
次回は韓国系メイクにも手を出したいな~と思います!