メンズメイクでアイシャドウを使いこなせれば、きっとカッコイイ。
だけど、アイシャドウについての基礎知識や塗り方がイマイチわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は女性のメイク法とは違うメンズメイクならではのアイシャドウのやり方やつけ方を、メンズメイク専門の情報サイトメンズメイク研究所が解説していきたいと思います。
目次
メンズメイクアイシャドウを始める前に覚えていきたいアイシャドウの基礎知識
まず、アイシャドウのやり方を知る前に、アイシャドウを使いこなす上で必要な基礎知識をおさらいしていきましょう!
アイシャドウを塗る時に知っておきたい目のパーツの名前
アイシャドウは、目元に色付けを行ったり、影をつけて印象を変えるメイクアイテムです。
シャドウというのは日本語で影を意味しますが、このアイシャドウには色んな色や質感のものがあり、また同じ色を用いてアイシャドウする場合でも、塗り方や濃淡の調整をすることで雰囲気を変えることができます。
つけ方によっては、目のカタチの矯正もできるアイシャドウですが、基本的な塗る範囲はどこになるのでしょうか。
図解を用いて説明していきます。
【上まぶた】
アイシャドウは目のキワが最も濃く、眉下に向かってアイホールの範囲まで淡くつけていくのがオーソドックスな手法。
つまり、アイシャドウの基本のつけ方は目のキワから濃いカラー→中間色→淡いカラーがセオリーです。
また、グラデーションは3段階に分けるのが基本の構成となり、目のキワの濃いカラーは一般的に1㎜程度に留め、中間色は眉下から目のキワを二等分にした位置まで塗り重ねていきます。
そして淡いカラーはアイホールの終点までを意識して塗っていきましょう。
またマブタ中央だけに明るい色を最後に重ねて、目元を立体的に見せるアイメイクのパターンもありますので、TPOに合わせてメイクを使い分けるのもおすすめです♪
【下まぶた】
下マブタに関してはGの涙袋ラインや、アイメイクのパターンによってFの目尻ゾーン、Hの目頭ゾーンに塗布することもあります。
メイクパターンによっては、下マブタにがっつりカラーをのせたりしてアイメイクを楽しむこともできますよ!
このようにアイシャドウのつけ方を覚える前にまずは、アイシャドウをのせる部分を覚えておくと、色んなアイシャドウのパターンにチャレンジすることができます。
アイメイクの説明では、これらの用語を使ってHOWTOを紹介することが多いので、最初に目の中のパーツを理解しておくとスムーズなんですよ♪
アイシャドウの種類と質感について
- パウダータイプ
- リキッドタイプ(水性タイプ)
- クリームタイプ
- ジェルタイプ(スフレタイプ)
- スティックタイプ
- アイグロス/グリッター
- アイベース(アイシャドウ下地)
アイシャドウは日々色んなタイプが登場していますが、最も代表的なアイシャドウは上記です。
パウダータイプのアイシャドウ
- メンズメイク向き
- グラデーションが比較的簡単に作りやすい
- 色をブレンドしやすい
- 質感やカラーバリエーションが豊富
- 単色アイシャドウは試しやすい価格である
パウダータイプのアイシャドウとは言葉の通り、粉をプレストして作られたアイシャドウのこと。
一般的に”アイシャドウ”というと、パウダータイプを思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
単色のものから、多色(4色や9色などの)パレットタイプのものもあります。
ほとんどのメーカーに取り扱いがあり、カラーバリエーションやマットやツヤタイプなどの種類も豊富で、とくにメンズの場合はパウダータイプのアイシャドウがベターでしょう。
リキッドタイプのアイシャドウ
- 水っぽく、さらっとした質感
- マットなタイプが少ない
- 1回分がアプリケーターについて出てくる
- 容器がスリム
- アイシャドウが割れる心配がない
- グラデーションを作るのが難しい
- ラメやパールの質感が多い
- 中級者~上級者向き
リキッドタイプのアイシャドウは、アプリケーターに1回分にアイシャドウが出てくるタイプ。
水っぽいテクスチャーなので、マブタに手軽につけることができます。
メーカーによっては、「水アイシャドウ」などという名称で販売されていることもあります。
また下マブタなど、シワっぽくなりやすい部位にも馴染みやすくピタッと密着してくれるんです!
ただし、マットな質感のものが少なく、キラキラしラメやパールが配合されていることが多いので、メイク初心者さんには少しハードルが高く感じてしまうこともありますね!
クリームタイプのアイシャドウ
- 保湿力高め
- 指でスルっとつけれる
- ナチュラルに発色する
- 上からパウダーを重ねると発色感UP!
- パウダーアイシャドウよりも割れにくい
- チークやLIPにも使えるマルチタイプもあり♪
クリームタイプのアイシャドウは、パレットタイプのコンシーラーのような使用感で、ねっとりとしています。
指でつけることが多く、リキッドアイシャドウよりもしっとり保湿感があるのが特徴的と言えます。
また、ナチュラルに発色してくれることが多く、重ねてつけることでグラデーションも作ることができますよ!ちょっと慣れが必要ですが汗
ジェルタイプ(スフレタイプ)のアイシャドウ
- ふわふわな質感サラッと軽い
- ジャータイプの容器で、指で手軽につけれる
- ナチュラルに発色する
- ラメやパールの質感が多い
- チークやLIPに使用できるタイプも有り
ジェルタイプやスフレタイプのアイシャドウは少し特殊な形状なので、様々なブランドから出ているわけではありませんが、女性からは大変人気なアイシャドウのタイプです。
メンズメイクではあまり馴染みはありませんが、「こうゆうタイプもあるんだ」くらいに記憶しておいてもいいと思います!
質感はクリームタイプのしっとり感がありながらも、リキッドタイプのさらっとした仕上がり感があるようなイメージを持ってもらうとわかりやすいですね。
スティックタイプのアイシャドウ
- ペンシル型で、目のキワなど細かい部分にも塗りやすい
- アイシャドウブラシがなくても直接色づけることができる
- 涙袋にも色を乗せやすい
- 持ち運びやお直しに便利
スティックアイシャドウは言葉の通り、繰り出し式のペン型になったアイシャドウです。
油分も多く、しっとりとしてぼかしやすいといった特長があります。
またスティックアイシャドウは、目のキワや涙袋のラインなど細かい部分に塗布する時も比較的簡単にメイクすることができるので、パウダーアイシャドウの仕上げに使用したりすることも多いですね!
さらに、時短でメイクを済ませたい人にも人気で、スティックをささっと目元につけて仕上がるところも魅力的です。
アイグロス/グリッター
- まぶたにきらめきや輝きを出せる
- とにかくキラキラする
- ツヤ感UP!
特長としては、キラキラとダイヤモンドが光るように、輝きを発するアイシャドウアイテムです。
メンズメイクではあまり使用しませんが、ステージメイクやスポットライトを浴びるシーンで大活躍しそうです♪
アイシャドウベース/アイシャドウ下地
- アイシャドウの持ち、つきを良くする
- アイシャドウの発色を高めてくれる
- 密着力をUPしてれる
アイシャドウ下地は、その名の通り使うアイシャドウの発色や持ちをよくしてくれるアイテムです。
ファンデーションを使用する時に化粧下地を使うこともありますよね。
それの目元専用バージョンの下地です。
特別、使用する必要はりませんがメイクの完成度を高める時に使用するアイテムなので覚えておいても損はありませんね♪
アイシャドウにはそれぞれ”質感”もありますので、覚えておきましょう!
次に、アイシャドウの質感についても把握しておくと便利です。
- マット
- パール
- ラメ
- サテン
- メタリック
- シマー
- シアー
メンズメイクのアイシャドウ、マットな質感とは
マットな質感とは、パールやラメなどが入っていないツヤの無い状態を指します。
アイシャドウのみならず、メイク全般ではツヤ→セミマット→マットの順番でツヤ感が消えていくことを言うので覚えておきましょう!!
メンズメイクのアイシャドウ、パール質感とは
パールとは、キラキラした光沢のあることを指します。
光が当たると、キラっと輝いて見えるのも特長的です。
よく混乱しがちなのが、ラメとパールの違いについてですが、ラメはパールよりも粒子が大きいキラキラが入っているので、メンズの場合はラメよりもパールの質感のものが使いやすいですね。
またパール配合のアイシャドウは、光が当たると色も柔らかく見える特性があるので、メンズメイクでも活躍する質感と言えるでしょう。
メンズメイクのアイシャドウ、ラメ質感とは
ラメの質感とは、パールよりもさらに粒子が大きくキラキラ感や光が当たるとチカチカっと光沢するテクスチャーのことを指します。
さらにラメよりも粒子が大きくなるとグリッターといって、大粒ザクザクのラメ専用のアイテムに変化していきます。
メンズメイクのアイシャドウ、サテンとは
サテンとは、ツルっとした光沢のある素材のことを指しますが、メイクの分野でもこのサテンの質感をしたリップやアイシャドウなどがあります。
パールの質感とにていますが、サテンの方がツルツルっと人工的な感じが増して光が当たる度に発光するんです。
メンズメイクのアイシャドウ、メタリックとは
金属の表面のように光の反射が強く感じられる質感なのがメタリックです。
海外のメイクなんかでは、メタリックも人気。
比較的、派手なメイクに仕上がるのでパーティの時などに向いています!
メンズメイクのアイシャドウ、シマーな質感とは
シマーとは英語の 「shimmer」のことで、「ちらちら光る、きらめき」を指す言葉です。
シマーなメイクだね、という時はチークやアイシャドウにパールやラメが全体的にちりばめられ、角度によって光っているように見える時などによく用いる言葉です。
パールやラメが物質そのものの質感のことを指すのに対し、シマーやメタリック、シアーなどは全体の仕上がりの質感のことを指すようなイメージとしてよく用いられることを覚えておくのがおすすめです♪
メンズメイクのアイシャドウ、シアーとは
シアーとは透明感や透け感があることを指します。
商品名にシアーがついていると、たいてい薄付きで透明感のある仕上がりになるアイテムが多いのです。
シアバターのように、透け感のあるイメージを持ってもらうとわかりやすいと思います♪
アイシャドウカラーと印象について
【ブラウン系】・・・万能カラー/自然な彫を作る
- ココア(赤みの強いブラウン)
- チョコレート(黄みの強いブラウン)
- キャメル
- オレンジブラウン
- ピンクブラウン
- コーラルベージュ
- ライトブラウン
- グレージュ
【寒色系】・・・・COOL/ハッキリ/モード
- ネイビー
- グレー
- ブルー
- ターコイズ
- ミント
- 深緑
- 青紫
- モーブ
- フューシャピンク
- ローズピンク
- ベビーピンク
- パープル
- トープ
- シルバー
【暖色系】・・・柔らかさ/明るさ/ほどよいくすみ感
- サーモンピンク
- ローズ
- オレンジ
- テラコッタ
- バーガンディ
- レッド
- イエロー
- カーキ
- アプリコット
- コーラル
- ゴールド
【その他】
- ホワイト
- ブラック
上記のように、アイシャドウは色によって相手に与える印象が変わってきます。
最もメンズにオーソドックスなのがブラウン系ではありますが、その他の色も差し色でポイント使いすると更にオシャレな感じを演出することができますよ!
アイシャドウをつける時の道具について
続いてアイシャドウをつける時のツールについて解説していきましょう!
- 指
- ブラシ
- チップ
それぞれ、使うツールによって発色の仕方やグラデーションのかけ方の難易度が変わってきます。
指でアイシャドウをつける場合は高発色になると覚えておくと便利です。
もちろん使うアイシャドウにもよりますが、指は比較的、圧を加えやすくピタッとアイシャドウを密着させることができるんです。
一方で、細かい作業・・・例えば、目のキワや目尻などの細部にグラデーションをかける場合、難しいので要注意。
またアイシャドウベースやクリームアイシャドウなどの半固形のアイシャドウアイテムを使う時は指がダントツに塗りやすいですね!
続いて、アイシャドウブラシは最もオーソドックスでナチュラルに仕上がりやすい道具です。
ブラシの形状も多岐にわたり、クリームアイシャドウなどに使えるブラシもありますが、ここではフサフサな動物毛などを使用したブラシのことを指して説明していきます。
フサフサなブラシは当たる面も柔らかく、ナチュラルにアイシャドウをつけることができますよー!
またグラデーションや目のキワの細かいアイメイクまで再現できるので、初心者さんはメイクブラシを使うのがおすすめです。
主にパウダーアイシャドウやラメをのせる時に大活躍します!
チップ型のブラシはあまり単品では見かけないアイテムですが、アイシャドウパレットの付属のアイテムとしてよく登場します。
指くらい圧をしっかりかけれて、ブラシのように細かい部分にまでアイメイクを施すことができるので便利な道具なんです。
ただ、初心者さんが扱うには少し難しく感じることもあるので、別でブラシを用意するなら毛のブラシの方が無難ですね!
パウダータイプやクリームタイプ、ラメなどと相性の良いブラシです。
このようにアイシャドウの形状によって、どの道具を使うのか変えていくことで仕上がりの完成度も高まりますよ~!
メンズメイクのアイシャドウを使う時に意識したい「コツ」
メンズのアイシャドウってYouTubeなどでは自己流のものが多くて正解がわかりづらい!
そんな方のために、今一度、メンズアイシャドウを上手に仕上げるための意識するべきポイントをご紹介していきます。
メンズのアイシャドウで一番大事なのは、グラデーションの方向です。
メンズアイシャドウが派手に見えすぎてしまったり、なんだかイメージとフィットしない原因が、縦に広げたグラデーションです。
メンズのアイシャドウのグラデーションは縦に広げすぎず、切れ長の目を意識していくのが失敗しないための大きなコツとなるので覚えておきましょう。
トレンドのメンズアイメイクアイシャドウの入れ方!
それでは、メンズのアイシャドウの正しい入れ方をご紹介しましょう!
それはイラストにもあるような、目の三角ゾーンを濃くするメンズアイシャドウ法です。
このアイシャドウの入れ方では、横グラデーションを意識しているので、キリっとした印象を与えることができます。
メンズアイシャドウの入れ方については韓国メイクの影響が大きいのですが、韓国メンズメイクのアイシャドウでは、目元の印象を切れ長に作っていくことにあり!
また、より簡単にメンズのアイシャドウをしたい人は下記のYouTube動画も参考にしてみてください。
目のカタチに合わせたメンズアイシャドウの入れ方
また目のカタチは大別すると、一重・二重・奥二重という形状に分けることができます。
それぞれの目のカタチに合わせて、アイシャドウのつけ方も微妙に変えてあげることでより良いアイシャドウに仕上げることができるので覚えておきましょう!
<二重さんのおすすめアイシャドウパターン>
- 濃いカラーは目頭~目尻まで細く入れる
- 淡いカラーはアイホールの半分の範囲までに薄く伸ばす
- パール配合のアイシャドウで目元を明るくしよう!
<二重さんの場合の失敗しがちなポイント!>
- 濃いカラーを二重幅全体に入れるのはNG!二重ラインがなくなっちゃう!
<奥二重さんのおすすめアイシャドウパターン>
- 濃いカラーは瞳上~目尻まで細く入れる
- 淡いカラーは目頭よりに山なりに入れておこう!
- 二重ライナーを使って二重ラインを延長させるのもオススメ!
<奥二重さんの場合の失敗しがちなポイント!>
- 濃いカラーを目頭から目尻までガッツリ入れてしまうのはNG!まばたきする度にアイシャドウが下にヨレちゃう!(中間色は薄めのに伸ばして、濃いカラーは目尻に細くでOK!)
<一重さんのおすすめアイシャドウパターン>
- 濃いカラーは目を開いたところまでしっかり付けよう!
- アイラインはまつ毛の間のインラインをしっかり埋めよう
- アイホールの範囲まで淡いベージュカラーを薄く馴染ませておく
<一重さんの場合の失敗しがちなポイント!>
- ある程度濃いメイクが似合います!逆に今流行りのワンカラーメイク(アイシャドウ1色のみ使うアイメイク)は目元が腫れぼったく見えてしまうので要注意!
イメージに合わせたメンズアイシャドウの入れ方
ここではイメージに合わせたメンズアイシャドウの入れ方をご紹介していきます。
元々の顔立ちにより、目が離れている方やタレ目の方でも、つり目に見せたりアイシャドウによって印象を矯正することができるんです!
とくによく使うイメージ別のアイシャドウ5パターンをご紹介していきましょう!
【まるい目に見せるアイシャドウの入れ方】
イメージ:かわいらしさ、やわらかさ
似合うメイク:中性メンズメイク、ジェンダーレスメイク
- 瞳の上にダークカラーを重ねる
- 瞳の下のインラインにダークカラーのアイラインをIN
- 下目尻ラインにダークカラーを細く入れてボカす
【つり目に見せるアイシャドウの入れ方】
イメージ:キリっと感、COOL
似合うメイク:韓国メンズメイク、ビジュアル系メンズメイク
- 下目頭にダークカラーを重ねる
- 上目尻にダークカラーのアイラインをIN
【タレ目に見せるアイシャドウの入れ方】
イメージ:愛嬌、親近感、やわらかさ
似合うメイク:中性メイク、ジェンダーレス系メイク、ホスト系メンズメイク
- 上下目頭にハイライトカラーを重ねる
- 上目尻にダークカラーのアイラインを少しオーバー気味に下げて描く
- 下目尻はブラウンのアイライナーで瞳の下から平行に目尻に向かったラインを描く
【求心的に見せるアイシャドウの入れ方】
イメージ:離れ目のバランスを整える、大人っぽい雰囲気にする、
- アイシャドウの基本形状は目頭寄りを幅広に重ねる
- 下目頭インラインにアイラインを入れる
- 眉頭下からノーズシャドウを重ねる
【遠心的に見せるアイシャドウの入れ方】
イメージ:寄り目のバランスを整える、若々しい印象に見せる
- アイシャドウの基本形状は目尻寄りを幅広に重ねる
- 上下目尻にダークカラーのアイシャドウを平行気味に伸ばす
見せたい印象に合わせてアイシャドウやアイラインを使いこなすことで、顔の印象を大きく変えることができますので、ぜひ参考にしてみてください♪
パーソナルカラーに合わせたアイシャドウの選び方
パーソナルカラーとは、その人が持っている肌の色味のことを指し、大別するとブルーベースとイエローベースというカラーに分けられます。
これはメイクのみならず、洋服やヘアカラーまでと汎用性の高い考え方なのでぜひ覚えておきましょう。
ブルーベース肌のことを通称「ブルべ」、イエローベース肌のことを「イエベ」と表現することの多いパーソナルカラーでは、それぞれ特長があります。
画像のように、ブルべ肌さんは、ピンク味の強い肌のことで、同じブラウンでも赤みのあるブラウンアイシャドウが馴染みやすい傾向があるんです。
逆にイエベ肌さんは、黄みの強い肌で、黄みのブラウンアイシャドウを得意とする肌色の持ち主。
では、ブルーベースとイエローベースは、具体的に何が違うのでしょうか。
言葉の通り受け取ると、ブルーベースは青みがかった肌の色、イエローベースは黄みがかった肌の色、という解釈をしてしまいがちですが、実は、皮膚の下に存在する”皮下脂肪”の色・・・つまりは、自分が生まれ持つ、脂の色が肌のアンダートーンを決める要因なのです。
動物全てに実は、脂の色があり、その脂肪の色自体が黄みっぽいのか、そうでないのかでブルべ、イエベ肌が決定付けられます。
そこで、よく私たちも食べている動物の脂で想像してみましょう。
ブルーベースは牛脂、イエローベースは鳥肉の脂、というイメージで、イエベの人は皮下脂肪の色の黄みが強く、ブルべの人は脂肪が黄みでない、のです。
ブルーベースの人は、脂の色が白っぽいので透き通るような透明感を演出するのが得意な肌色なのです
以下、それぞれ相性の良いブラウンアイシャドウを説明していきます。
<ブルーベースにマッチしやすいブラウンカラー>
・ココア(赤みの強いブラウン)
・グレージュ(ベージュとグレーが混ざった暖かみのあるカラー)
・ピンクブラウン(ブラウンにピンクが混ざったカラー)
<イエローベースにマッチしやすいブラウンカラー>
・チョコレート(黄みの強いブラウン)
・キャメル(くすみ感のある黄みブラウン)
・オレンジブラウン(ブラウンにオレンジが混ざったカラー)
※メンズのアイメイクではブラウン系を使用することが多いため、ここでは一例をご紹介しています。
それでは具体的にメンズにおすすめなアイシャドウをご紹介していきます。
ブルーベースにおすすめなプチプラアイシャドウはこんな感じです!
セザンヌニュアンスオンアイシャドウ03ブロンズレッド4カラーアイシャドウ、ダブルチップ、パールブレンド
イマドキ、メンズメイクの目元が作れるセザンヌのアイシャドウパレットです。
上質なパールでマブタに綺麗に密着します!
Rom&nd(ロムアンド) アイシャドウ ベターザンアイズ(Better Than Eyes Better Than Eyes)アイシャドウ 韓国化粧品(02、ドライローズ)
マットな質感で使いやすい韓国コスメのアイシャドウパレットです!パール感の強いシャドウは涙袋にON!
UR GLAM(ユーアグラム)ダイソーBLOOMING EYE COLOR PALETTE 01
破格な値段で高クオリティのダイソーコスメ!
暖かみのあるブラウンも豊富で素晴らしい配色!
イエローベースにおすすめなプチプラアイシャドウはこんな感じです!
ケイト パーツリサイズシャドウ / BR-2
捨て色なしの使いやすいアイシャドウとして定評ありのケイト!黄みの肌に馴染むブラウンでメンズメイクに使いやすい!
レブロン カラーステイ デイ トゥ ナイト アイシャドウ クアッド500
オイルinの高密着、高発色アイシャドウ。
落ち着いた色のくすみブラウンで目元の影を自然に演出してくれます♪
エテュセ アイエディション 04オレンジブラウン
イエローベースに肌馴染みの良いオレンジ系のブラウンでオシャレ感をUPさせてくれます!
2色のみのパレットなので迷わず、シンプルなアイメイクが可能!
アイシャドウのつけ方を本格的に学ぶなら、メンズメイク研究所のメイクレッスンへ!
今回の記事はメンズのアイシャドウにフォーカスした盛りだくさんの記事ではありましたが、メンズメイクには様々なパターンがあり、ここから韓国系のメンズメイクや中性的メンズメイクまで様々HOWTOが異なります。
自分に似合うメイクや、理想のメイクがある場合はぜひメンズメイク研究所のパーソナルメイクレッスンにもお越しください!
メンズメイク専門のアーティストが丁寧にレッスンさせて頂きます。
今回の記事を参考にぜひメンズアイシャドウを楽しんでみてください!
それでは!
A:アイホール→上マブタのくぼみ部分までの範囲
B:まぶた中央→ツヤをのせる部分。目の立体感を出せる部分
C:インライン(まつ毛のフレームライン)→上下まつ毛の内側、粘膜のライン
D:眉弓骨→眉骨の一番盛り上がっているところ
E:目尻三角ゾーン→涙が溜まる部分
F:目尻→耳に近い方の端
G:涙袋ライン(アイポケット)→眼輪筋が発達して盛り上がった部分
H:目頭→鼻筋に近い方の端
I:目頭のくぼみ→ノーズラインの外側
J:眉頭のくぼみ→ノーズシャドウの部分