みなさん、こんにちは!メンズメイク研究所です。
今回はニキビに悩まされる人に向けて、ニキビができやすい肌質をテーマにお伝えしてきます。
メンズメイク研究所ではこれまでに多くの男性の肌と向き合い、メンズメイクやメンズスキンケアについてアドバイスをしてきました。
中でも男性の方の多くのお悩みでもある”ニキビ”は、不規則にできてしまうタイプや繰り返しできてしまうタイプまで様々な種類があります。
また、ニキビができやすい肌質の人には、いくつかの共通点もありますのでそれらを踏まえて解説していきましょう!
目次
「男性はニキビができやすい」と言われる原因とは
男性はニキビができやすいというのは、色んなところで見かける話題なので美容業界のみならずなんとなく皆さんも想像しやすいと思います。
では、なぜ男性はニキビができやすいと言われているのでしょうか?
それは、簡単に言うとニキビの原因が”皮脂”だからです。
男性はホルモンの関係で、女性よりも皮脂量が約2倍も多いと言われています。
さらにもっと細かく言うと、ニキビの原因は肌に存在する”アクネ菌”が増殖することで毛穴に皮脂が詰まり、ニキビに発展していきます。
このアクネ菌の餌となるのが油…、つまり皮脂というわけですね。
「男性は皮脂の分泌量が多い→アクネ菌が増えやすい→ニキビができやすい」といったメカニズムを想像できることから男性の肌は女性よりも荒れやすいとされてきました。
そして、もうひとつだけ抑えておきたい基礎知識としては肌に存在する常在菌の種類についてです!
肌の常在菌には大きく3つの種類の菌がいるのですが下記にまとめてみました。
常在菌の種類 | 代表的な菌 | 役割 |
---|---|---|
善玉菌 | 表皮ブドウ球菌 | 皮脂膜を作って肌のバリア機能を高める。肌を弱酸性にキープするチカラも! |
悪玉菌 | 黄色ブドウ球菌 | 存在自体は問題ありませんが、増殖すると様々な肌トラブルを引き起こす。 |
日和見菌(ひよりみ菌) | アクネ菌 | 肌環境が良い時は保湿としての役割を果たしている。ただし肌環境が悪くなってくると増殖しニキビの原因に! |
ちなみに日和見菌(ひよりみ菌)というのは、肌が健康的であれば良い菌になりますし、肌環境が悪いと肌荒れを起こす菌になる、なんとも気分屋な菌という風に覚えておいてください。
なので、ニキビの元としてイメージがあるアクネ菌(日和見菌)は増えすぎなければ、本来は肌にうるおいを与えてくれる大事な常在菌なのです。
これは意外と知らない方も多いので、アクネ菌だけを必死に取り除いてしまうスキンケアをしてしまうと肌の健康にとっては良くないということになるのです。
肌にとって一番健康的な状態が、弱酸性であると言われていますが、乾燥や過剰な皮脂分泌など肌の健康状態が悪くなると悪玉菌が増えすぎてしまい肌はアルカリ性に傾き、様々な肌トラブルを起こすようになります。
アルカリ性に傾いてる状態は黄色ブドウ菌が増えすぎていることが多いので、スキンケアで肌を弱酸性に戻す必要があったりもします。
そして男性には髭剃りというルーティンもありますよね。
シェービングの際には、少なからず刃物で肌を傷つけてしまうので肌免疫も弱ってしまい、肌の健康バランスが崩れることでカミソリ負けのような吹き出物ができやすい環境になってしまうこともあります。
こういった男性特有の肌質、ライフスタイルがアクネ菌や悪玉菌の増殖と深くかかわっているので男性こそ、しっかりスキンケアを!とメンズメイク研究所でもしつこく提唱してきました。
ただし、男性でも肌質によってはニキビの原因となりうる皮脂を出すのが苦手な乾燥肌の方もいますよね。
乾燥肌、つまりドライスキンの方はニキビが比較的できにくいですが、その他の肌質は比較的ニキビができやすい肌質と言えるので、そのあたりをもう少し深く解説していきます。
肌質のお話は別記事にもUPしていますので併せてご覧ください↑
男性の中でもニキビができやすい人の特長とは
男性の中で、ニキビができやすい人はズバリ、オイリー肌と混合肌の方です。
肌質診断の記事でも詳しく解説していますが、オイリー肌は皮脂分泌量の多い肌質のことで、元の肌質が皮脂もおおめですが水分量も十分にあるので、肌の免疫的にはそこまで不健康ではありません。
一方で混合肌とは、肌の水分量が足りないことで皮脂分泌が過剰になってしまっている不健康な肌質のことを指します。
混合肌とは肌の水分量が足りなくなると、肌はこれ以上水分を逃すまいと肌表面に皮脂膜を過剰に張ってしまう肌質のことを指します。
男性の場合は髭剃りで肌を剥がしてしまうことが多いので水分が蒸発しやすく混合肌に傾きやすいと言われています。
これが混合肌の特長で、皮脂線の多いTゾーンや眉付近はベタつくのに、頬やフェイスラインなどはカサついてしまう…といったように乾燥とオイリーが混合した状態になります。
肌質 | 肌質の特長 | できやすいニキビの特長 |
---|---|---|
オイリー肌 | シンプルに皮脂の量が多い | \不規則にニキビができやすい/ 毛穴に皮脂が詰まり、白いニキビや酸化した黒いニキビができやすい |
混合肌 | 皮脂でベタつくのに乾燥も感じる… | \繰り返しニキビができやすい/ アゴ周りなどに赤い炎症ニキビができやすく、繰り返し同じ箇所にニキビができてしまうのが特長 |
そして実はニキビにも種類と特長がいくつかわかれていて、それぞれにおすすめなケア方法があるので自分のニキビがどんな種類なのかも把握しておくのがおすすめです。
ニキビの種類 | 特長 | ニキビができやすい肌質 |
---|---|---|
赤ニキビ | 毛穴の中でニキビが炎症してしまい、芯が表面に出てきていないがシコリが出来て痛い状態 | 混合肌、オイリー肌 |
黄ニキビ | 毛穴の中でニキビが膿んでしまい化膿した状態 | 混合肌、オイリー肌 |
白ニキビ | ニキビが毛穴に詰まり、芯として固まる | 乾燥肌、混合肌、オイリー肌、敏感肌 |
黒ニキビ | 毛穴に詰まったニキビの芯が酸化して黒くなった状態 | オイリー肌 |
乾燥肌や敏感肌でもニキビができることがありますが、この手の肌質は皮脂の分泌が少ないため、ニキビが肥大化することがそれほど多くありません。
目立ったニキビに発展しやすいのは、やはり皮脂量の多いオイリー肌や混合肌と言えるでしょう。
ニキビがでやすい人に必要なケアとは
ニキビができやすい人にとって、最も重要な考え方は「新しいニキビを作らせない肌にする」という考え方です。
極論を言うと、今あるニキビは人間の治癒力で何をしなくても治っていきます。
ただ、肌の環境が悪いので治ったそばからニキビが出現してしまい、ニキビが治っている感じがせず、肌がずっと汚い状態かも…と思い込んでしまいます。
そのような状態に陥った時は一度、バランスを崩してしまっている肌をリセットして、肌質に合ったコスメでスキンケアをしていくのがおすすめです。
肌質をリセットするケアに関しては洗顔料がとても大事です!
もはやニキビのできやすい肌は洗顔料選びさえしっかりできていれば、高級な美容液などを使わなくても肌がイキイキしてくるのは筆者自らスキンケアをずっと研究してきて感じています。
みなさん、肌が荒れると急いで良い化粧水や美容液を使おうとするのですが、肌がリセットされていない状態でどんなに高級な化粧品を使っても効果を発揮してくれません。
また混合肌とオイリー肌では微妙にスキンケアのアイテムも変えた方がいいので下記に肌質別の改善方法のポイントをまとめてみます↓
肌質 | リセットケア | おすすめスキンケア |
---|---|---|
オイリー肌の場合 | 洗浄力が比較的強めの洗顔料がおすすめ(モコモコに泡立たないリキッドタイプやジェルタイプも◎) | ・乳液は取り入れず、化粧水やジェルクリームなど水溶性の保湿剤でケアする。 ・ビタミン系成分が配合されている化粧品も取り入れると尚良し!(ビタミン系は皮脂コントロールをしてくれます) |
混合肌の場合 | モコモコに泡の立つ、肌当たりのやさしい洗顔料がおすすめ | ・水分量をアップさせるスキンケアで徹底的に保湿する。 ・抗炎症成分配合の化粧品も取り入れると良し! |
ニキビができやすい肌におすすめなコスメについて
ここまで、ニキビのできやすい肌質について解説してきました。
以上を踏まえて完結にポイントをまとめてみました↓
これらのポイントから、最後にメンズメイク研究所的、おすすめのアイテムもご紹介していきます。
今回は「ニキビができやすい肌質の方」がテーマなので、まず最初になんと言っても洗顔料の見直しをして頂きたいです!
口酸っぱくお伝えしますが、ニキビ肌へのアプローチの第一歩は、良い洗顔料に出会うことから始まります。
ぜひ、焦って化粧水や美容液を探す前に洗顔料をチェックしてみてください。
オイリー肌さんおすすめ洗顔料
脂性肌さんの場合は油分が多く、水分量も多い肌質です。
なので、まずは多く分泌された油分を取り去るケアを中心に意識していきます。
オイリー肌さんにとにかくおすすめしたい洗顔料はメンズコスメブランドNULLから発売されているクレンジングリキッドです。
商品名:NULL(ヌル) クレンジングリキッド | |
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分類 | 化粧品 |
洗浄力 | |
うるおい度 | |
洗顔料のタイプ | リキッドタイプ(原液で使用するとクレンジングとして、水を含ませると泡が立ち洗顔料として使用することができる) |
香り/色 | アイリス&フローラルムスク/無着色 |
アルコールパッチテストの実施 | アルコールフリー(鉱物油フリー, アルコールフリー, 無着色, パラベンフリー) |
成分ポイント | ■クエン酸・乳酸・ヨーグルト液(牛乳)などで洗浄力を高めながらもマイルドな洗いあがりに。 ■ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムが洗浄後も肌にうるおいベールを形成 ■アーチチョーク葉エキスが毛穴をキュっと引き締てくれる |
価格 | 120ml / 2530円(税込) |
生産国 | 日本 |
おすすめな理由 | ●オイルフリーなので油分の多い脂性肌さんの肌にマッチします ●洗い流しても落ちないヒアルロン酸配合でしっかり皮脂を落としても突っ張らない ●日焼け止めやBBクリームも落とせるくらい高い洗浄力を発揮しながらも、女性用のクレジングのような刺激は無し ●果物の酵素もたくさん入っているので皮脂で詰まった毛穴もケアしてれます |
NULLの洗浄料は商品名に”クレンジング”とついているので、メイクをする人専用の洗浄料かな?と思いきや、とんでもない。
お水を混ぜると泡が立ち、洗顔料として使えるんです。
ヌルのリキッドタイプの洗浄料は、原液で使うと日日焼け止めやBBクリームなど洗顔料だけでは落ちない油性の汚れを落とすクレンジングとしても使えますが、オイリー肌さんのしつこい油分をしっかり落として、サラサラな肌が持続!
クレジング=メイク落としというと、肌のうるおいも根こそぎ落とすイメージがあるかと思いますがNULLのクレジングリキッド洗顔料には、水で洗い流しても落ちないヒアルロン酸というのが配合されています。
なので、仮にすっぴんの状態で原液のまま使っても通常のクレジングのように落としすぎな心配もありません。
ちょうど洗顔料とクレジングの中間に位置する洗浄料と言ったところでしょうか。
原液で顔全体に使うと日焼け止めなどを落とすクレンジングとして、お水を混ぜて泡立てると洗顔料に、そして素肌の状態で毛穴が気になる(小鼻だけなど)に部分的に使用するとポイントクレンジングとして使用できるとNULLは謳っていますが、メイクをしていないのに油分の汚れが多いオイリー肌さんにとてもマッチするので、かなりおすすめしておきます。
混合肌さんおすすめ洗顔料
混合肌さんは肌の水分量が低下し、肌が少し敏感になっている状態です。
一見、肌表面がベタつくように感じるので洗浄力が強めたい気になりますが、根こそぎ皮脂を取り去ってしまうと肌の水分力低下の原因に…。
そんな時は不要な油分だけを取り去ってくれる「選択洗浄機能」のついたHOLO_BELLの洗顔料がおすすめです。
商品名:HOLO_BELL(ホロベル) エッセンシャル保湿ウォッシュ | |
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分類 | 化粧品 |
洗浄力 | |
うるおい度 | |
洗顔料のタイプ | フォームタイプ(泡立てネットで濃密な泡が立ちます) |
香り/色 | 無香料/無着色 |
アルコールパッチテストの実施 | アルコールフリー(石油系界面活性剤、パラベン、鉱物油、紫外線吸収剤フリー) |
成分ポイント | ■ステアリン酸、パルミチン酸などの洗浄成分を配合 ■3大保湿成分と言われている吸着型タイプのヒアルロン酸、ヒト型セラミド、コラーゲンを配合 ■25種類の保湿成分配合 ■プラセンタエキス、アルギニン、 セイヨウナシ果汁やシャルドネ、グリチルリチン酸2Kなどニキビ肌にアプローチした成分の配合 |
価格 | 120g / 2200円(税込) |
生産国 | 日本 |
おすすめな理由 | ●濃密な泡で洗い上げるホロベルの洗顔料は、肌当たりがやさしくバランスを崩した混合肌さんにおすすめ ●肌の健康バランスに重要なセラミドが配合されているので汚れを落としつつお肌にうるおいを与えてくれる ●美容エキスを微粒子化し洗顔時でも肌の水分ケアを行ってくれる ●ベースとなる洗浄成分の配合量にこだわっているので、不要な皮脂と必要なうるおいを選択しながら洗浄してくれる |
混合肌さんのスキンケアでは、とにかく肌を弱らせない×しっかり汚れは落とすという洗顔料を使うのがポイントです。
ホロベルの洗顔料は、肌にとって不要なものと必要なものを分別する選択洗浄機能つきのフェイスウォッシュなので、肌バランスを崩した混合肌さんでも、やさしく洗い上げることが可能です。
さらに、泡立てネットも併用すると弾力のあるモチモチの肌で、リセットスキンケアをすることができますよ!
ぜひ公式ページもチェックしてみてください。